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久しぶりに

久しぶりに書いてみます。前回更新から約2年が経ってしまいました。

去年2020年は、何かと大変でした。コロナもそうでしたが、私自身、思ってもみなかった、

ガンになってしまいました


自覚症状(痛いとか変な感じがするとか)が全くなかったのですが、ちょっと気になることがあってかかりつけ医のもとに行ったのが去年の2月。そこからあれよあれよと、専門医にまわされ、手術をすることになり。。。


外科の担当医の先生も予期していなかった、リンパ節への転移が病理検査で見られたために約半年間の抗がん剤治療となり、

それもなんとか去年のうちに終え、最後のちょっとした手術もクリスマス直前に済ませ、今に至ります。

リンパ節への転移があるということで、日本風で言うと、ステージ3Aなんだそうで。ちなみに、オーストラリアの先生にはステージ数は聞いていないので、知りません。きっと同じなんでしょうけど。


仕事はずっとお休みさせてもらっていました。

が、個人年金の一部で、かけていたことすら忘れていた『収入保障保険』から毎月いくらかもらえていたので、なんとかなりました。


また、ずーっと無駄だなーと思ってかけていたプライベート保険のおかげで、とんでもなくかかる費用は、ごく少額の自己負担のみで済みました。(いくらプライベート保険が負担してくれたのかざっと計算してみたら、ガン関係だけで約6万5千ドルでした 汗。)

ちなみにオーストラリアでは、もしプライベート保険に入っていなくても、公立病院ではほぼ無料で入院&抗がん剤治療も受けられるのだそうです。

が、去年のコロナ騒ぎで(今も続いていますけど)、きっと手術は延期されただろうし、抗がん剤治療だってスケジュール通りに進んだかどうかは、とても怪しい。今こうやって元気にしていられたかどうかは、本当に怪しいと思っています。なので、プライベート保険に入っておいて本当に良かったと思います。


余談ですが、プライベート保険に入っていましたが、いったい何が保険でカバーされることになっているのか、ちっとも分かっていませんでした。今もあんまりよくは分かっていませんが、前よりは理解しているつもりです。家族3人で月$300ほど払っていて、無駄だなーって思っていましたが、去年1年間で十分に元は取った感じです (笑)。


今はおかげさまで元気です。1月末に受けたCTスキャンでも転移はない、との診断でした。ま、これが5年続いたら本当に安心できるのですけれど。今後は年に一度のCTスキャンと大腸内視鏡検査での定期健診で様子見となっています。


全く自覚症状がなかったので、本当にラッキーで見つかって手術して取り除いちゃいましたが、それすら内視鏡手術でとっちゃうこともできたので、そうしていたら、リンパ節に転移していたガンはそのまま体内に残っていたはずで、そうなったら全身にまわってしまうはずです。そしたら数年後には確実に手遅れで死んでいたと思います。

今も抗がん剤の副作用は残っていますが、気になるのはそれくらい。ガンからくる痛みとかも全然なかったし、今は元気なので、ガンだったことも日常生活の中では忘れがちです (笑)。風邪ひいたりとか、骨折とかなら、身体の違和感ってあるけれど、私のガンは全くそんなことなかったし。ま、早期発見だったから何の自覚症状も無かったんだろうけど。


もしこれを見ているかたがいたら、検査してみてください。検査しすぎて困ることはないはずですから。



# by yellow-bus | 2021-03-10 07:33 | Melbourne生活

緑内障の治療

緑内障の治療について。
年1回の検眼の際に疑われていた「緑内障」。極度の近視能力ために、緑内障のような状態に診断できる、という、非常にグレーゾーンなまま数年が経過しておりました。
そして、2018年の検眼の際に、「前回の専門医の診断から5年が経過しているので、ここらへんでもう一度、専門医に診てもらいましょう。」
ということで、専門医のところへ行ってきました。今回は前回とは違うクリニックでした。

その前に、検眼してもらっている時に気づいたのですが、結構、見えない箇所があって、正直ビックリ。もしやこれは、と思っていたので、ちょっとドキドキしながら専門医へ。

その先生。診察も診断もとても素早く、一言、「緑内障のレーザー治療をお勧めします。」と。
レーザー治療についての簡単な説明が載っているパンフレットと、おおよその見積もりをもらって、しばし待合室にて考える時間をもらいました。
「今治療しない、というのも一つの選択肢。でも、急激に進んで、完全に見えなくなるということはあんまりないけれど、そんなことが起きない訳じゃない。」との説明も受けました。で、肝心の費用のこと。
各目で2回づつ行うので合計4回。1回あたり約$815。メディケアで約$380ほどカバーされるけれど、($815-$380)×4=$1740の自己負担となります。

迷ってもしかたないので、決めました。

決めたとなったら、話は早い。すぐに第1回目のレーザー治療の日が決められました。

で、当日。どんなことになるのか分からないので、術後の車の運転は避けるべく、トラムで移動。
検査ののち、麻酔薬入りの目薬をさし、しばらくしたら、治療開始。手術台に寝かされるわけでもなく、いつも検眼するときに顎をのせる台にしっかりと頭を固定されて、いざレーザー照射。早い! バチバチって、レーザーが目の玉に当たります。
ちょっと焦げ臭いような気もしたし、結構、鈍い痛みもあって、でも体は動かせないし、目は閉じられないし、で、想像以上の苦行でした。時間とすれば、だいたい5分くらいだと思うのですが。
その後、しばらく休んだのちにお金を払って解放されました。で次回は翌週。これが4回も続きました。そう、4週連続。。。

レーザー照射後しばらくたっても、かなりまぶしくて、その後の車の運転がちょっと怖かったです。しかも、光が異常にまぶしく感じると同時に、頭痛もします。
まぶしさと頭痛が3~4日は続き、これがあと3回もあるのかと思うとかなりげんなりしましたが、何とか4回の治療を終えられました。

治療がすべて終わってから、よくよく考えてみたり、友だちに聞いたところ、自己負担なしで公立病院でも治療ができる、とのことだったので、今回のは高い出費だったかも、と思ったりもしましたが、公立病院だと治療(手術)の予定がすぐには決められないからいつになるのか分からないし、こんな状態を放置しておいて、症状が進んでしまってからでは遅いと思ったので、今回の治療を受けてよかったと思っています。

検眼は、片目づつ検査をし、真っすぐを見て、何か光が見えたらボタンを押す、という視野の検査なのですが、前に比べて、ボタンを押すことができなくなっていることに驚くとともに、正直、怖くなりました。普段の生活では、右目と左目の見えない部分をそれぞれがカバーしあって脳内で見えているように見せるので、見えない部分があることには気づけません。でも、検査をすると見えない部分が結構あって、レーザー治療は痛かったけれど、やっておいてよかったと思っています。


# by yellow-bus | 2019-03-20 14:57 | Melbourne生活

アルコールの持ち込み

海外旅行に行くことなんてほとんどなく、行くとしたら数年に一度の日本への帰省のみ。
日本に帰る際にそんなに気にしたことはなかった「アルコールの持ち込み」についての新聞記事を読んだので、忘れる前にメモ。
オーストラリアのデューティーフリーは2.25リットルまで(18歳以上1人につき)。何のお酒でもよいのだそうで。
ところが、ドイツでは、なんと、22リットルまでOKなんだそうで。
その内訳は、16リットルのビール、4リットルのワイン(スパークリングは含まれず)、2リットルのリカー(22%以下)。
イギリスでも18リットルまで可。16リットルのビールまたは4リットルのワインと、2リットルのリカー(22%以下)か1リットルの22%以上のリカー。
アジアの国は比較的少なめに抑えられているようで、台湾・香港・韓国・タイ・インドネシア・フィリピン・マレーシアは1リットル、日本・ベトナム・シンガポールは3リットル、なんだそうで。

オーストラリアの場合、アルコール度数が高ければ高いほど税金が高くなるので、ジンとかウォッカなんて、とんでもなく高い。だから、今度は買って帰ろう、ってこっちに帰ってくる前にはいつも思うのだけれど、たいてい忘れてしまっております。

# by yellow-bus | 2018-03-04 07:57 | Australia いろいろ

地中海式ダイエット

友だちがFBに献血の写真を載せているのを見て、「そういえば、最近、献血していなかったなあ」と思い、記憶をたどると、実は2年ほど前に、献血のしすぎで献血前の検査にひっかかり、医者に診てもらうように、と言われました。
そして医者のところで血液検査をしてもらい、「またそのうちに風邪でもひいたときに診てもらって、そのついでに検査結果を聞こう」くらいにしか思っておりませんでした。なにせ、かかりつけのお医者さんに診てもらうには、1回$25かかります。それが、無料の血液検査の結果を聞くためだけであっても。
で、そのまま放っておいたら、2年以上もひどい風邪をひかなかったようで、今日に至ります。

ということで、再度血液検査。今度は、バルクビルという制度を取り扱っているお医者さんをネットで探し出して診てもらいました。実質無料。
あれから2年以上も経っているし、何ら問題ないでしょ、と、たかをくくっていたところ、
「おおむね大丈夫だけれど、血糖値とコレステロールが高めなので、『地中海式ダイエット』しなさい。再検査は3か月後ね。」
と言われ、またもや献血できませんでした。

地中海式ダイエット。聞いたことはあるけれど、どういうことはよく分からないので、家に帰ってきて、ネットで検索。
なんか、こんな感じみたい。
 ①穀物、豆、野菜、果物を多く摂る
 ②オリーブオイルを豊富に摂る
 ③ヨーグルトやチーズなど乳製品を適量食べる
 ④魚介類は週に数回食べる
 ⑤牛肉や豚肉などの肉は控えめに
 ⑥食事とともにワインを1、2杯飲む


外食もあんまりしないし、ちゃんと和食をつくっているし、普通の人よりはちゃんとした食事をとっていると思っていたのに。絶対に、一般オーストラリア人よりも健康だと思うけれど、ま、お医者さんが言うんだからしょうがない。やってみましょうか、とりあえず3か月。

ちなみに、ダイエットというものの、私には痩せる必要はないので、食生活と日ごろの運動を見直してみましょうか、という感じで。
運動は、最近、ちっとも興味がなくて、全然やる気が起きないのですが、何かしないといけないみたいです。どうしよう。

お医者さんの帰り道に、近所の図書館に寄って「地中海式ダイエット」の本を探したけれど、見つからず。
というか、「地中海」のスペル(Mediterranean)が分からなくて、検索がヒットしませんでした(汗)。ただ、先週末の大雨のせいで、図書館内で雨漏りした箇所があって、そこが立ち入り禁止になっており、その禁止エリアに料理本コーナーがあったから、結局、借りられなかったんだけれども。

# by yellow-bus | 2017-12-05 20:10 | Melbourne生活

バーのお仕事で大事なもの

先日、ジム創立30周年記念パーティーのお手伝いで、バーテンダーになっておりました。
バーテンダーといっても、カクテル作るわけじゃなくて、ただビールとワインとソフトドリンクを売る係、ということ。
で、そのお仕事に必要なのがこちら。
バーのお仕事で大事なもの_e0026873_14462386.png
オーストラリアのビール瓶って、栓を手でひねって開けることができるので、基本的には栓抜きはいりません。
が、この日は、コロナビールを売っていて、これはオーストラリアのビールじゃないので、栓抜きが必要。
なのに、ない。誰も気づかなかったみたいで、バーオープンの直前になって気づいて、大慌て(笑)。
会場を管理している係の人に聞いても無いって言うし。
結局、近所に住んでいるという人が家に急いで帰って持って来てくれました。
でもその間にも「コロナビールくれ。」って言うお客さんが結構いて、困りました。

ところが、さすがはオーストラリア。こういったもの↓を持参して来ているお父さんが、
バーのお仕事で大事なもの_e0026873_14510407.png
それに付属している栓抜きを貸してくれました。ちなみにこれは、スタビーホルダーというもの。
缶ビールのカバーです。

結局、4時間ほどのパーティーで、私一人で1000ドル分くらいの飲み物を売ったと思います。
利益がどれくらいあったかは知りませんが。よく頑張った、自分(笑)。

余談。
この日売っていたビールは2種類。オーストラリアのクラウンラガーと、コロナビール。
バーのお仕事で大事なもの_e0026873_15000363.png
バーのお仕事で大事なもの_e0026873_14595318.png
みんな、「クラウンラガー」なんて呼びません。「クラウン」って言うのはまだいい方で、
「クラウニー」とか言ってきて、おまけに、
はっきり話さないオージー英語がもっとはっきり話さない酔っ払い英語になってきたから、「コロナ」なのか「クラウンラガー」どっちなのかよくわからないことが頻発(汗)。
みんなよく飲むからねー。ま、たくさん買ってくれたから、売り上げには貢献してもらっているので、文句はないんですけれど。






# by yellow-bus | 2017-11-01 15:12 | Melbourne生活


オーストラリア永住VISAが05年9月におりて、07年6月にメルボルンに引っ越し(移住)してきました。


by yellow-bus

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