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大当たりと空振り 

昨夜。仕事探しの準備していたんだけど、疲れちゃったので、映画を観ることにしました。
SBSで放送された『oasis』(韓国)。スゴイいい、という評判を聞いたことがあったので
ちょうどいい機会なので観てみました。
最初は、なんか、主人公(男)が好きになれなくて、どうしようかと一瞬思ってしまった。
そういう癖のある役の設定なんだろうが、ずっと鼻をすすっている...。
でも、話が進むにつれて、話の展開や演技に引き込まれていきました。そんな些細なことには気にならなくなりました。

とても切ない。人間の汚さも真正面から、観る者が痛みを感じるくらいに表現されている。と同時に、純粋さも。痛いほどまでの純粋な愛も。
最後は、本当に不思議な、安らかなシーン。

なんか、スゴイ映画を観てしまいました。主演2人の演技は、もう、ビックリするほど。演技じゃなくて、素で、そういう人がいるんだ、っていう感じ。まるでドキュメンタリーみたい。
見終わったのが午前1時半でしたけど、すぐには眠れませんでした...。

大当たりな映画を見て、こうやって記事を書いていて、思い出した、空振りな映画。
これもテレビで放映されていたんだけど、前から気になっていた『forgotten』
主演のジュリアン・ムーアも好きだし、どこかで見たトレーラーが良くできていて、すごく気になってしまいました。が、チャンスがなく、見たことはありませんでした。

結果。もうビックリするほどの駄作。
前半はいいのに、後半が、なんか、「もしかして監督が交代した~?」っていうか、「前半と脚本家が違っているんじゃないの?」と思わせるほどの、展開にあ然。
だって、子どもをさらっていったのは...。ありえないでしょ。
映画を見終わってから、wikipediaで調べちゃった。あんまりの展開に納得できず。

いい映画もあれば、もちろんダメなのもある。
ま、お金払って観た訳じゃないから「よし」としないと。
by yellow-bus | 2009-04-06 10:50 | Melbourne生活

今さらながら

今さらですが、昨日『Slumdog Millionaire』を観てまいりました。お友だちsbbさん超ご推薦でしたし(⇒⇒⇒)、アカデミー賞8部門受賞作ですし、ずっと楽しみにしておりました。
その割には、何で今ごろ?っていう感じですが...。

物語の展開はともかく、パワーがあって、純粋で、本当に引きつけられるいい作品でした。きっとエンディングはこうなる、って予期していても、それでもドキドキしてしまいました。2時間が本当にあっという間。

前評判の良い映画で、「時間が経つのがあっという間だった」なんて言われても、私、最低でも一度は時計を見てしまう悪いクセがあるのですが、この映画はそんなことはありませんでした。

公開からだいぶ時間が経っており、しかも平日の昼間なので、観客も5・6人のご老人のみ。
ほぼ貸切り状態で映画を堪能しました。
割引券を奥様がもらってきてくれたので、$8(=約480円)でしたし。通常は$16.5ですから。

久しぶりの映画館での映画。大満足でした。
日本での公開は4/18からで、まだのようですね。是非にどうぞ。
by yellow-bus | 2009-03-24 09:26 | Melbourne生活

アカデミー賞

今週の月曜にアカデミー賞授賞式が放送されていました。今回、オンタイムで見ることができました。
オンタイムで見たのは初めてかもしれません。日本だと、WOWWOWでしか見られないし、時差があるからいつも仕事中だったし。(仕事中といいながらも、昼間のホテルのフロントは結構ヒマだったから、よくネットでチェックしていましたけれど...。)

今回の司会は、オーストラリア人俳優ヒュー・ジャックマンだったこともあり、ミュージカル仕立てになっていることもあり、新聞やテレビでは前から盛り上がっているような感じがしました。

やっぱり、受賞スピーチはよかったなー、と。それに、今回の発表の方法もとても素敵でした。
過去の受賞者5人が今回のノミネートされた5人を紹介し、それぞれに賞賛の言葉を述べてるスタイルでした。
助演男優賞受賞のヒース・レジャー。家族がスピーチをし、それも感動的でした。
それに主演女優賞。大女優にお褒めの言葉をもらって涙ぐむ女優さん。緊張している様子がかいま見られ、見ているこちらまでなんだか緊張するほど。
ケイト・ウィンスレットの受賞は、本当に素晴らしいことと思いました。今回の5人の中では、なんか、輝きが違っていたような感じがしました。原作は読んだけれどまだ見ていない『the Reader』。見に行かないと。

それに、作品賞受賞の『Slumdog Millionaire 』のスピーチもよかった。コレもまだ見ていないから見に行かないと。主演の男の子は、大好きなイギリスのテレビドラマ『Skins』に出ていた男の子で、なんだか大出世して、びっくりしました。(『Skins』に関する過去ログ ⇒
そういえば、こっちに来てからまだ映画館で映画を観たことがありませんでした。 見に行かないと。
by yellow-bus | 2009-02-24 19:59 | Melbourne生活

『シャイニング』

ちょっと前のこと。
SBSで『シャイニング』が今夜放映、というコマーシャルを観たので、ワインを3杯も飲んだ後だったので観ながら寝てしまうかもしれない、と思いながらも、観てみました。

感想。怖かった...。傑作ですわ。(もちろん私が言うまでのことじゃありませんが)

映画を観た後にwikipediaでちょっと調べてみたけれど、原作とはずいぶん違っているらしい。原作をちょっと読みたくなりました。

それにしても、鬼気迫るあの演技は怖かったし、映像の、シンメトリーなのも、子どもの動きを追いかけて撮る撮影方法も、もうなにもかもが怖かった。
なんで今まで見なかったのか。ま、観られたからもういいけれど。これを見逃して死んだら後悔するところだった、と真剣に思いました。
by yellow-bus | 2008-11-29 22:09 | Melbourne生活

Melbourne International Film Festival

Melbourne International Film Festival に昨夜行ってきました。
先月の25日から明日までやっています。気づくのが遅かった...。
観たいものは、ほとんど終わってしまっていました。

観てきたのは。『Severance』というイギリス映画。「Full Moon Fever」というカテゴリーの中の1本。この映画祭、いろんなカテゴリーがあるのですが、カテゴリーの名前を聞いただけじゃよく分からないものもあって、このカテゴリーは何だ?って思ったら、ホラーでした。
他には「Stars of David」。これは、イスラエル映画のカテゴリー。言われてみれば、ダビデの星、ということか、と思ったりして。

さて、このホラー映画。面白かったです。ホラー映画なので、グロいシーンもありましたが、主人公がクスリでイッてるニイチャンなので、セリフもおかしいし、いろんなところで笑わせてもらいました。
けど、やっぱり、セリフがよく分からないところが多くて、笑うに笑えない...。悔しい。
周りのオージーは大爆笑でした。ホント、みんなよく大声で笑う。
しかも、そんなに面白くないシーンでも、みんな笑う。笑いのツボが違うのかもしれない。

それにしても、この映画祭のガイドブック、検索しづらいので、どの映画がどこでいつやっているのかが分かりにくい。もうちょっと上手なインデックスのつけ方があるんじゃないだろうか、と思ったりしました。
日ごとのスクリーンスケジュールには作品名と上映時間が書いてあるけど、作品の内容が書いてあるページ番号がそこには載っていない。ページ番号を載せるだけでいいのに...。
でもまた来年も行ってみたいです。
by yellow-bus | 2007-08-11 22:45 | Melbourne生活

ビックリしたこと

さっき、たまたま見ていたテレビで??なことを聞き、わが耳を疑いました。

「Keisha Castle Hughesが妊娠した」 と言っていました。
『The Nativity Story』という、キリスト誕生についての映画で、彼女はキリストを身ごもるマリア役をやっている、という話の中でナレーターが伝えていました。

彼女は3年前に『Whale Rider』という映画で、アカデミー賞主演女優賞に13歳でノミネートされたNZの女優さん。
だから今は、16歳。
ネットで検索してみたらこんな記事がありました(コチラ⇒)。

本当なのでした。ビックリです。
by yellow-bus | 2006-12-18 00:46 | NewZealand

『Walking on Water』

またまた”映画”ネタです。
私にとっては、3本目で最後のオーストラリア映画祭の映画、『Walking on Water』です。

簡単なあらすじは、
共に暮らしていた3人のゲイの男性と1人の女性。そのうち、ギャヴィンという男はエイズのために余命あとわずかとなり、一緒に暮らしていた仲間や急遽呼ばれた母と弟夫婦に看取られて亡くなる。
葬式を取り仕切るアナ、そのアナに納得がいかない母。
そのアナのことが気になる、弟サイモン。(←結局、関係を持ってしまう。)
同居人のチャーリーとフランクのカップルも、なんだか関係がおかしくなっていく。

一人の人間の死が、家族や”家族”的共同生活を送っている人たちに与える影響について描かれています。

私としては、この作品、あんまりおもしろくなかったです。
一人の人間の死、って相当重たいことだから、家族だろうが、”家族”という法的根拠を持たない共同生活者であろうと誰であれ、悲しいしやりきれないし、若くして死ぬわけだから、人生の不条理みたいなものも感じるし、取り残されたっていう感じもあるだろうし。親にしてみれば、子どもに先立たれることほど辛いものは無いだろうし。
それは、ゲイであろうとなかろうと、普通の人間なら、普通に感じることだろう、と。
そこであえて”ゲイの男性のエイズによる死”というものを持ってきた意図が、残念ながら分かりませんでした。

もしかして、社会一般的にまだまだ”ゲイ”についての理解が得られていないから、とか、”ゲイの男性同士だってそういう風に思うんだよ”とかいうことを、映画を通じて発信しなければならない、としたら、ちょっと残念です。

それにしてもこの映画の中では、ギャヴィンは安楽死を選択します。病院での死を選ばず、自宅で亡くなることを選び、仲間に介護してもらいながら、死んでいきます。彼らにきちんとした遺言状を残して。
治療に必要なモルヒネが、大量にストックされていて、いつでも大量投与できるような環境にあります。それがちょっと不思議でした。もちろん、臨終は母・弟夫婦という家族の同意の下に、医師がモルヒネを致死量の分だけ注射しますので、そこにはなんら問題は無いし、もし問題になるようなことがあれば、警察は動くことでしょう。
でも、いつでも大量投与できる状態にある、ということが不思議でした。
e0026873_731513.jpg

by yellow-bus | 2006-10-28 22:10 | Australia いろいろ

オーストラリア漬けの一日

今日は、まさしく、オーストラリア漬けの一日。

午後3時からはオーストラリア映画祭。
『Walking On Water』を観て、
午後6時過ぎからは、
日経新聞・国立民族博物館主催『多文化共生を考える-オーストラリアの現場から』
という講演会に参加。

これから、要点をまとめて、ブログにアップしたいと思います。
by yellow-bus | 2006-10-27 22:22 | Australia いろいろ

『Japanese Story』

また行ってきました、オーストラリア映画祭。
これは観たい、と前々から思っていましたので、楽しみにしていました。

さてさて、ストーリーは、というと、
かなり意外な展開なので、全部は書けません。前半部分だけ言うと、
日本の大企業の御曹司が、なぜかオーストラリアにやってきます。(このあたり、ビジネスなのか、遊びなのか、よく分かりません。)自分の会社が製鉄会社のようで、西部の鉄鉱石採掘場をスーツを着て視察します。そこで、自社のソフト(地質学に関するパソコンソフト)を売るという商談をまとめるよう、現地ガイド兼任としてトニ・コレットが嫌々ながら彼に同行させられます。

最初はヒロ(日本人ビジネスマン役ゴータロー・ツナシマ)もサンディ(トニ・コレット)もお互い、心を開こうとしません。(←そりゃそうだ。)彼はサンディを運転手扱いするし、話しかけても「はい」としか言わないし、英語を全く話しません。話そうともしません。

そうして、彼が強引にも「もっと奥地に行く」だなんて言い出し、サンディも嫌々、車を砂漠地帯の奥地に進ませ、案の定、車が砂にはまって動かなくなる。
サンディは何とか脱出しようと頑張るも、彼は全然手伝わない。
仕方なく、野宿することになり、翌朝、二人で力をあわせてなんとか脱出に成功。彼らはやっと打ち解け、そしてその夜、結ばれる。(←かなり意外な展開。)

その後は、彼も英語を話しだし、砂漠での非礼を詫び、今までと全然違って、なぜかレディーファーストっぽいことまでやってしまう(レストランで椅子を引いてあげようとまでする、が、失敗してぶつかってしまう)。

その後、彼らは西部の奥地を車で移動し、2人の時間を楽しんでいた。そこで事故が起きてしまう...。

かなり意外な展開なので、ビックリしました。
「えー、あれで関係持っちゃうわけ~??」
って思ったり、その後の事故についても、意外すぎる展開なので、観終わったすぐ後には、そういう点に、ちょっと納得がいかなくて、
「この映画は、どうなのかなぁ?」ってちょっと思ったりしました。

日本人のステレオタイプ的描写(スーツ・名刺交換・写真撮影好き、等など)についても、結構納得いくところもありましたが、私が”日本人”として観た時には、やっぱり
「そうかもしれないけど、でも実際は違うし、そんな人はいないよ。」
って、ちょこっと思ったりもしました。

でも、なんか違うなー、という感じが消えませんでした。
「自分が感じた違和感は監督にとって問題ではないから描かなかったんだろうし、で、監督は、一体何が言いたかったのか?」と。

情けないながらも帰りの道すがら、パンフレットを読んで納得できました。映画を観て、パンフレットを見ないと理解できないなんて、私の感性が鈍っている証拠です...。

タイトルの『Japanese Story』は誰にとっての”Japanese Story”か。
日本で仕事や家族に追われる、ストレスフルな生活の中で自分を見失った男が、広大なオーストラリアの大地と自然、現地女性との恋愛でリフレッシュするという、”Japanese (Men's) Story”なのか。

そんなんじゃないのです。サンディにとっての”Japanese Story”であって、未知の存在・文化との接触についての、彼女の心の話なんですね。それに気づいて、あぁ、なるほど、って思いました。と同時に、そんな簡単なことに気づきもしなかった私はダメだと思いました。反省。
だから、意外な(=強引な)展開や話がはしょられている感じがしても、そんなことはどうでもいいんだ、って思いました。

なかなか面白い映画でした。鉄鉱石採掘場は、バカでかくて、「すごい!」の一言だし、アウトバックの景色もきれいだし、そこで流れている、沖縄民謡(坂本龍一氏)も不思議と、景色と音楽とがあっているし。

先に書いた「日本人のステレオタイプ的描写」についてですが、きっと違和感を強く持つ人もいるんだろうな、と思いました。『Lost in Translation』での日本人や日本の描き方に納得がいかない人がいたように。
私も”日本人として”の目で見た時には、ちょっとそう思いましたが、サンディやオーストラリア人、ひいては異文化の人々から見たら、きっとそう見えるんだよな、って違和感よりも、納得する感じの方が大きい感じがしました。

・英語が分からないだけなのか、シャイなだけなのか、傍(はた)からは分からないけれど、コミュニケーションをとろうとしないように見える、こと。
・砂漠で頑張っているサンディを手伝わず、声もかけないけれど、終わってから、「実はあのとき...」とか言い訳を言ったり、すべて済んでから謝る、ところ。
・悲しみを表に出さず、能のお面をかぶっているような、無表情さ。でも、悲しみを感じていないわけではなく、人知れず、見えないところで号泣する、ところ。 
などなど。
NZで暮らしていた頃に、きっとこんな風に見えていたんだろうなー、っていろいろと思い出しました。そういう視点から見ると、監督の描く日本人像が本当にしっくりきました。

なかなか考えさせられた、良い映画でした。

-----
追:家に帰ってから、ネットで「Japanese Story」を検索していたら、「駄作だ」と断じている映画評論があり、残念に思いました。ま、いろいろな意見があってしかるべしですけど。これ、単純な恋愛映画じゃないんですけどね。
by yellow-bus | 2006-10-27 11:24 | Australia いろいろ

『Little Fish』

ようやく、オーストラリア映画祭に行くことができました。昨日のことです。

お目当ては、前々から観たいと思っていた 『Little Fish』(2005年公開)。
主演のケイト・ブランシェット、ヒューゴ・ウィービング、サム・ニールなどなど、豪華に俳優が揃った映画です。

映画の感想ですが、一言で言って、とても地味な映画でした。映画だからといってエンターテイメントを期待してはいけません、という感じ。もちろん、それぞれの俳優さんの演技はとても素晴しいです。だから、地味に映画を楽しむ、というか出演している俳優さんたちの演技を楽しむにはいいと思います。

見終わった直後は、「ぬぬぬ?」と思いました。話の中心は、”ドラッグ”でしたので、なかなか実感がわかない、というか...。

麻薬中毒から立ち直り、なんとか生活を立て直そうとしたしていたトレイシー(ケイト・ブランシェット)の話。淡々と話は進行していきます。
舞台は、シドニー郊外のリトル・サイゴン。ベトナムに行ったことは無いのですが、街は見事にベトナムでした。
麻薬の売人だった元彼氏がカナダから帰ってきたり、幼なじみのライオネル(ヒューゴ・ウィービング)もヤク中。トレイシーの弟もヤクの売人。ヤクによって家族が壊され、ライオネルや元彼を憎む母。
トレイシーはきっぱりけじめをつけて、ドラッグには手を出さないのですが、なかなか過去とは縁が切れず...といった感じで進んでいきます。

個人的には、ケイト・ブランシェットよりもヒューゴ・ウィービングに目がいってしまいました。
”あぁ、ヤク中ってあんな感じなんだ”って、鬼気迫るものがありました。

それに、家族を大事にする母、娘や息子を大事に思い心配する母もとても印象的でした。
味わい深い作品でした。これが500円で観られるなんて、お得です。

次回は、24日の『ジャパニーズ・ストーリー』の予定です。

追: オージー・イングリッシュは、難しかった。まだまだ耳が慣れていないんだな、って実感しました...。NZ映画祭の時とは違う感じがしました(汗)。
追2: 無料チケットをくれた、Greenstoneさん!ありがとう。無駄にしないように、まだまだ見に行きますよ~。(昨日はあわただしくて、ごめんなさい。保育園のお迎えは、遅れるわけにはいかないのですょ。)
by yellow-bus | 2006-10-19 23:16 | Australia いろいろ


オーストラリア永住VISAが05年9月におりて、07年6月にメルボルンに引っ越し(移住)してきました。


by yellow-bus

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